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グルコサミン
スポーツ選手はもとより、ひざ、ひじなどの関節に痛みを感じている方は多いと思います。スポーツ障害、変形性関節症、「スポーツをしている限りしょうがない」「この歳だから」とあきらめ、我慢しているケースが多いのではないでしょうか。
グルコサミン
関節の構造と軟骨
私たちの身体には約140もの関節があり、骨と骨が直接擦れ合わないようなはたらきをする軟骨、骨と筋肉を繋ぐ腱、骨と骨とを繋ぐ靭帯などで構成されており、歩く、握る、座る、などの日常生活をスムーズに行えるようサポートしています。骨というとカルシウムを想像しがちですが、軟骨にはカルシウムは含まれていません。そのため、骨よりも柔らかく弾力性があります。健康な軟骨は、水分を十分含んだ新しいスポンジのようなものです。例えば、いすに座った状態から立ち上がると、ひざに圧力がかかり軟骨から滑液が絞りだされます(スポンジに圧力をかけ、水分を出すように)。そしていすに座ると滑液が再び軟骨内に吸収されます。このように軟骨はクッションのはたらきをし、関節にかかる衝撃を和らげてくれます。

ちょっと詳しく
軟骨は65〜80%の水分とコラーゲン、プロテオグリカンの三つが主成分で、このうち一つでも欠けると軟骨の健康は損なわれます。コラーゲンは軟骨の他に、皮膚や腱、骨など身体の重要な組織の材料でもあります。プロテオグリカンは、たんぱく質と糖質からできた巨大な分子で、水分を吸収する性質があり、関節のはたらきに合わせて軟骨が伸び縮みできるはたらきをします。

グルコサミン
変形性関節症
関節部分に負担をかける運動や加齢によって、軟骨は擦り減り、骨と骨が擦れあうことによって痛みや炎症を引き起こします。関節痛の原因の多くはこの変形性関節症によるものといわれ、多くの方が患っているようです。1980年代後半までは、鎮痛剤や抗炎症剤を使用し、一時的に痛みや炎症を抑える治療法が主流でしたが、根本的な解決に結びつくものではありませんでした。これらの治療法に対し、注目されたのがグルコサミンやコンドロイチン、コラーゲンといった関節軟骨の材料の摂取です。
グルコサミン
グルコサミン

グルコサミンは、グルタミンとグルコース(ブドウ糖)から生成されるアミノ糖の一種で、軟骨を形成しているプロテオグリカンの生成を促すといわれています。グルコサミンが多ければプロテオグリカンも多く生産され、軟骨の生成も多いというわけです。さらにグルコサミンと一緒に摂るとよいといわれているのがコンドロイチンです。

グルコサミン
コンドロイチン
コンドロイチンは、ムコ多糖類(アミノ酸を含む多糖類)で、プロテオグリカンへ水分を送り込むはたらきや、軟骨の分解を抑えるはたらきがあるといわれています。簡単にいうとコンドロイチンが軟骨を守り、グルコサミンが軟骨を形成するというわけです。
グルコサミン
ふしぶしの健康に
このように、あきらめられていた変形性関節症は「軟骨の修復」というかたちで大きな効果を得られることがわかってきました。また、グルコサミンやコンドロイチンの他、コラーゲンにも同様の効果や腱の材料となるなど、ふしぶしの健康に関わりがあります。さらに、これらの体内での利用にはビタミンCが欠かせません。関節軟骨はこれらの栄養素のチームプレーが大切です。
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